自然を巡る生き方。 -生命と自然治癒力-

自然に則して生きることができたら、生命はもっと幸せなのだと思う。

自然治癒力と代謝の関係

 前回は、消化に使われるエネルギーは膨大だから、パカパカと食欲を満たすためだけに食べていると、エネルギーの消費が激しいから、ちょっと気を付けましょうー!というようなお話でした。

 

 今回は、前回のお話とも繋がる『代謝』と『自然治癒力』の関係についてお話していきます。

 

 化学的なお話を含むので、化学アレルギーの方は辛いと思いますが(笑)、とーっても大事なことなのでぜひ読んでいただきたいです!

 

代謝って?

 

 

 代謝とは、呼吸や消化など、生体内で生じる全ての化学変化とエネルギー変換のことです。

 

 ここでいうエネルギーとは、全ての細胞の活動源であるATP(アデノシン三リン酸)のことです。(”エネルギーの通貨”とも例えられる)

 

 代謝には異化同化の2種類があります。

 

同化

・食べ物や呼吸から得られるエネルギーを利用して、身体のパーツ(筋や血液、酵素など)を作り出すこと

・食べ物から得た糖や脂質(単純な構造)をグリコーゲンなど(複雑な構造)にして、身体に備蓄すること。→エネルギーとして体内に保存される。

 

■異化
・筋や内臓、神経などの細胞の活動(生命活動)に必要なエネルギーを取り出すこと。備蓄していたグリコーゲンなどを水と二酸化炭素まで分解することで、エネルギーを得る。

・エネルギーを取り出すには呼吸が必須条件。エネルギーはグルコースなどを分解しないと得られないのですが、グルコースなどの分解には酸素が絶対不可欠なのです。

 

 

 ちなみに、ATP(エネルギー)がなければ全細胞は活動できません。それは、免疫細胞や、神経細胞、ホルモンなども例外ではありません。

 

 つまり、細胞に十分なエネルギーがないと、自然治癒力(免疫・神経・ホルモン)が上手く働かないのです。

 

 

 だからこそ、ヒトが幸せな生涯健康の人生を歩むには、代謝に必要な『食事』と『呼吸』が何よりも大事なのです。

 

 

 「呼吸って、誰でもしてることじゃん!」と思う方もいますよね。けれど、もしその呼吸が浅くて非効率な呼吸だったら…?

 食事は一日3回だけど、呼吸は一日約2万回。

 呼吸の良し悪しで、エネルギー効率の良さが決まってくるのです。
この説明で、呼吸の大事さが伝われば幸いです。

 

 今回のお話で呼吸が繋がったので、次回からは、呼吸についてもお話していきます!

 

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今日のお昼ご飯。
・かぶの葉ポタージュ
・大根の酢漬け
・大根と大豆の煮もの
・アスパラのてんぷら
・玄米ご飯
・ほうれんそうの米粉マフィン

 

 

ちなみに、朝ごはんはこれ。嫁さんが張り切って朝からデザート(笑)

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同じく、ほうれんそうの米粉マフィンと、玄米団子!

 

とーってもおいしかった(*'▽')