自然を巡る生き方。 -生命と自然治癒力-

自然に則して生きることができたら、生命はもっと幸せなのだと思う。

『コア』を極めしその先に『柔軟性』が顔をだす。

 以前、『コア(インナーユニット)』について書いた記事がありました。

meguri-sora.hatenablog.com

この『コア』がしっかり効いていないと、その後の全ての運動・ストレッチ・呼吸に支障がでます。


逆に言えば、コアさえしっかり働いていれば、その先の運動や柔軟に多大な貢献をしてくれます。


運動不足のために、いきなりウォーキング・ランニング・筋トレをする人がよく故障してしまうのも、この『コア』の意識が足りてないからですね。


何はともあれ、『コア』をしっかり意識していきましょう!それが大事です!

 

目指すは体幹の『ニュートラル.ポジション』

 

 コアを意識していくことで、最終的に目指すのは「ニュートラルポジション」と「インプリントポジション」。

 「ニュートラ」は中立、中間… という意味ですね。

体幹が中立とはどういうことか。それは、脊柱が正しいS字カーブを描くこと。

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そのための「インプリントポジション」!



インプリント」は押す…という意味です。

その名の通り、押します。どこを?お腹を。
・・・詳しく言うと、腹横筋・横隔膜・骨盤底筋・多裂筋で構成される『コア』ですが、このコアを使ってお腹周りを圧迫する…というようなイメージです。

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鍛錬は仰向けから行うべし

 最終的には、立っていても歩いていても何かと戦うときも、いつでもこのニュートラルポジションを作れることが目的です。

しかし、最初から座位や立位はレベルが高いので、ここは一番難易度の低い「仰向け」で行いましょう。

仰向けになったとき、腰が床から浮いたり、痛みを感じる人は要注意です。

コアが弱体化している証拠ですね。でも大丈夫。人間、いつからでも復活させることはできます。なんたって自分のコア(中心)ですからね。

インプリントの方法

 1.下のようなポーズをとります。

 

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2.青矢印のように、腰を床に押し付けるような(恥骨が斜め上に持ち上がるような)(骨盤を後傾させりような)(お腹と腰がくっつくような)感じで動かす。

 

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3.感覚が掴めたら、呼吸を付け加えます。

 ・息を吐くときに、インプリントします。
 ・次の吸気もインプリントを保持。
 ・次の呼気で力を抜きます。
※このとき、息はできるだけ吐き切るようにするとコアが働きやすいですよ。



4.骨盤底筋を付け加えます。
 

 ・息を吐くとき(インプリントするとき)に、骨盤底筋を働かせます。
 骨盤底筋は、お尻の穴を締めるような、尿を我慢するような感覚をイメージすると力を入れやすいです。

 

 まずはこのインプリントを繰り返し繰り返し行います。

これができたら、その先の応用(運動・柔軟)が効きやすいので、ぜひ習得してくださいな。

運動不足の人や、コアが弱い人はこれだけでも筋肉痛になるくらい。

動きが地味だからと油断しないほうがいいですよ!(笑)

 

では(*'▽')